あきらめない勇気
今日は技術的な話ではなく、サッカーの話。
土日は少年サッカーチームのコーチをやっているのですが、思うことがたくさんあります。
私が指導するチームは一学年あたりの人数が少なく、試合を組むのも下の学年を含まないと成立しません。
最近そういうチームが増えている気もします。
クラブチームと違うので、選手のレベルもまちまちで、親の考え方もそれぞれです。
私もチームを試合に勝たせてあげたいと思うのですが、なかなか勝てません。
練習メニューを工夫したりしてるのですが、本当に難しい。
勝つことが全てではないのはわかってます。でも勝つことの喜びを知るともっと楽しくサッカーをやってもらえると思うし、応援に来てくれる親に頑張ってる子供達が勝つ姿を見ていただいて感動してもらいたいと思うんです。
それからサッカーという形で今は関わっていますが、一つのことを一生懸命やって、仲間でやりとげてそこから何か得てほしいです。
それはすぐに出来ることではなく、毎日の練習が大事で、途中で諦めることなく、今はあまりサッカーがうまくなくても継続して努力してほしい。
小さい頃差があっても、体が大きくなるにつれてその差は埋まってくるし、努力は絶対に報われるということをわかってもらいたい。
最近、ジェフ千葉の佐藤勇人選手が書いた「あきらめない勇気」を読んでますますその気持ちが強くなりました。
双子で日本A代表に選出された佐藤寿人選手、佐藤勇人選手が幼少時代どういう日常を送ってきたかが綴られています。それぞれサッカーに対する思いが違い、途中で道を踏み外したり、挫折したり、それでも今Jリーグで活躍している。
人生の明暗を双子の視点で書かれている珍しい書籍です。お子さんを持つ方にはぜひ読んでいたただきたいと思います。
僕は小学生の頃、本当に体が小さくてサッカーを続けるのが辛くて途中やらなくなってしまった時期があります。
あの時、続けていればと後悔しています。
今試合に勝たなくても、体が小さくても、努力を続けていればきっと追いつける。
プロになるとか、そういう話ではくて、一生懸命やることが大事なんだよ。
って教えてあげたい。