tottu22 エンジニアブログ

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エンジニアの日常をつづっていきます

普通のエンジニアが100キロマラソンを完走するまで

実はウルトラマラソン100キロに挑戦して、完走をしています。運動神経が良くない自分がコツコツと走って、完走できるようになるまでを

今まで振り返ったことがなかったので、振り返ってみます。

 

普段エンジニアってずっとPCと睨めっこしてることが多いから、営業職とかサービス業の人とかに比べると圧倒的に運動量が少なくなります。

 

そりゃ当然のこと。

ものを作るのが仕事なので、立ち歩いてる時間があるならコード書け

ってなりますし。

タバコ吸いに行く時間あるなら、もっとやることあるだろ

と思います。

 

それだけ動かない職業なんです 笑

 

しかも残業とかが多くなってくると、家帰るまで何も食べないってわけにはいかないから間食もとります。

 

実際にまわりのエンジニアと営業職の人達を比べるとその傾向が顕著に現れてます。体つきが違うんですよね。

この人エンジニアっぽいなとか見た感じでわかります。

 

エンジニアでも体を鍛えてる人ってぼちぼちいて、そういう人はすごく自己管理がしっかりしていたりします。

自己管理できている人ほど、仕事を効率よくこなして、技術習得も怠らずにやっています。技術習得だけでなく、コミュニケーション力をあげたりとか、社会に貢献したりとか、人との関わりをうまく使っているなという印象を受けます。

 

それが理想ですよね。

 

そうなりたいと思い、走ることをはじめました。

100キロのウルトラマラソンをエントリーしたのも勢いです。あの人が出来るんだから自分だってできるわ。という感じです。

 

100キロマラソンを完走をすると決めてからは、少しずつ月間走行距離を伸ばしていきました。

はじめの月は100キロ

そこから一年くらいかけて大会までは月間200キロ走るようにしました。

 

100キロの大会にいきなり出るわけにはいかないので、慣れていくためにまずはフルマラソン、それから60キロ、80キロと大会の距離を伸ばしていきました。

 

これだけの月間距離の時間を捻出するのも大変で、朝早く皇居に行って一周してから、出社するみたいなことをしていました。朝7時には有楽町駅ついて、そこからランステで着替えて、皇居走ってから、シャワー浴びて出社みたいな感じです。

 

その生活になれると、走らない日が気持ち悪くなる感じにまでなります。

今考えると不思議な感じです。

 

実際走ったのは柴又100Kという大会で、東京から埼玉通って茨城までいって、折り返してまた東京まで返ってくるやつです。

tokyo100k.jp

 

完走できればいいやという感覚だったのですが、タイムは予想よりもだいぶよく11時間40分くらいでゴールしてました。

 

こんな長い時間走るなんて仕事してるより長い時間じゃないですか。よくやりますよね。

最近はなかなか時間が作れないのですが、元々運動量が人より多くすることを心がけてるので、体重も社会人になってから変わってません。

 

ウルトラを走ってる時期は体脂肪率は10%をきっていたので、相当ストイックにやってたと思います。

 

大会当日はなるべく無理のないように走ろうと思い、かなりスローペースを意識していました。いつもは序盤から飛ばしてしまい、後半持たなくなってしまうのがパターン化されていましたが、長旅を楽しもういう気持ちでゆっくりゆっくり足を進めました。

よくランニングリュックなどを背負って走る人もいるのですが、大会によってはエイドが充実しているので、とくにリュックを背負うほどでもないことが多いです。

トレイルのウルトラとかを走る場合は必須だと思いますけど、柴又はフラットだし、私設エイドもあったりするので、重たいものを持つと逆に疲労になると思います。

 

柴又に関していえば、コースが本当に単調すぎて、飽きてきますw

飽きてきてリタイアとかもったいないので、私はpodcastを聴いていました。スマホで聴いていて、かつ走行距離、ペースを測っていたので電池の消耗が激しかったです。

ランの途中で写真を撮ったり、音楽を聞いたりすることもあると思うので、そういう場合に備えてバッテリーはあった方がいいと思います。

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折り返し地点のエイド。ここまでは順調

 

garminの腕時計をしていたのですが、12時間近くGPSで受信しっぱなしに耐えられない機種だったので、それもちょっと残念な感じでした。

まあでもそんなにフルとかと違って、タイムを狙うつもりでもなければ、受信間隔を広げてあげれば電池の消耗も抑えられたとは思います。

 

元から私ははそんなに足は早くなく、運動神経もよくないんです。でも継続してやってれば、それなりにやれるもんです。

遅くたっていいんです。自分に勝てるか、それだけです。

自己管理のために走ってます。走ってる間は、これからの目標とかを考えたりもできます。

 

ウルトラマラソンを完走してからは、これまでほど大会にエントリーすることはなくなりましたが、毎日運動は継続しています。

運動をしながら、社会に貢献もできればと考えるようになってきたので、サッカーのコーチをボランティアでやるようになりました。

マラソンはマラソンで続けていきたいと思います。

 

ウルトラマラソンこれからやる方、参考にしてみてください。

100キロはじめて走りきった時、なんとも言えない感動があります。

 

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なぜかwantedlyのページに私のゴールシーンが。。。 全然関係ない会社なんですけど。

でもゴールしたときの感極まった感じがこれで伝わりますよね。