IoTシステム技術検定 中級を取得しました
はじめに
IoT流行ってますよね。
仕事でもIoTをやりはじめたので、第2回IoTシステム技術検定 中級というIoTの資格試験があったので受験し、一回で合格できたので記録に残そうと思います。
どんな資格か?
IoTシステム技術検定は、IoTが産業と社会に新たなイノベーションをもたらすことが期待されるなか、IoTビジネスに関わる方々を対象に設けられた制度です。IoTシステムの企画、構築、活用、運用改善をより効果的、効率的に行い更に高付加価値化の創造を生み出すために必要となる基本知識を習得していただくこと、更にこの分野における優れた技術者として活躍していただくことを狙いとしています。検定は基礎、中級、上級の3段階レベルで認定します。
現在は、まだ中級しか試験が実施されておらず、これから上級と基礎のカテゴリができるようです。ちなみに中級を取得するのに必要とするレベルは、
IoTシステムを構成する基本技術習得
- IoTシステム構成と構築技術
- センサ/アクチュエータ技術と通信方式
- IoTデータ活用技術
- IoT情報セキュリティ対策技術
- IoTシステムのプロトタイピング技術
とのこと、
適用可能な実務レベル
IoTシステム全体を俯瞰することができ顧客の要求または提案の要点を的確に把握でき、システム構成の概要が描けます。
らしく、IoTとAIを絡めて勉強するにはちょうどよいと思い受験をしました。
こうやって勉強しました
合格ラインが公開されておらず、難易度が全く予想できない試験だったので、とにかくIoTとデータ解析について一から学びました。
公式テキストがあるのですが、それを読む前に以下の書籍を読みました。
要請読本シリーズでIoTが出るということで、予約して購入しました。要請読本シリーズははじめて勉強す人は、ざっと全体を見渡すことができるので、おすすめです。
結構ボリュームがあります。事例が多いのでイメージがつかみやすいです。
こちらもムック本で初学者は技術的な内容から、ビジネスの話まで通しでみるとよいと思います。
さらっと読めてしまいます。実際の試験にはあまりいかされていないかも。隙間時間に知識を補う程度の読みものでよいかもしれません。
一番はこれです。これを自分は3周繰り返して、蛍光ペンを引きまくり覚えました。
過去問みたいなのがあればいいのですが、ないんですよね。
IoT技術テキスト -MCPC IoTシステム技術検定 対応-
- 作者: モバイルコンピューティング推進コンソーシアム
- 出版社/メーカー: リックテレコム
- 発売日: 2016/10/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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上記書籍を徹底的にやりこめば、合格できると思います。とにかくIoTに関する隅々まで載っているこの本さえマスターすれば、IoTのスペシャリストになれそう。
通信の規格の細かいところまでは、覚え切れなかったのですが、合格できたので大丈夫です。
機械学習についても試験問題ででてきます。
たしか、教師あり学習について問われる程度なので、一般的な機械学習の知識があればとくに問題ないかと思います。
試験当日
試験会場は東京大学本郷キャンパスでした。まだあまり認知されていない資格なので、それほど人数はいないだろうと思っていましたが、思っていたより受験者が多かったのに驚きました。
年齢層としては、やや高めなんでしょうかね。私も若い部類に入りそうなかんじでした。これからどんどん若い世代が増えきそうです。
試験はマークシート方式で、時間は少し余る程度でした。しっかり見直して提出することができました。
試験問題は持ち帰ることができません。試験後に回収になります。
情報処理試験のような雰囲気がすごくありますが、途中退出する人はいなかった気がします。
毎回思うのが、国家試験って退出可能時間に速攻出て行く人いますよね。あれは問題を業者に提供してるんでしょうかね。
同じ受験生としては、かなりプレッシャーを感じます 笑
試験の出来具合としては、選択式でそれほど難しい問題はなかったので、8割くらいは確実に取れている感覚でした。
結構勉強をやりこんだし、これで不合格にしたら、訴えたる!という気持ちで試験会場をあとにしました。
合格発表
合格発表は試験からだいたい1ヶ月後くらいにWEB画面での通知になります。
1ヶ月間待ち遠しかったです。
合格発表日はスマホを何回もリロードしてました。
なかなか結果がでないで、リロードに飽きて、忘れていた午後、合格が画面に。
受かっている気満々でしたが、うれしかったです。
さいごに
まだまだこれから普及していく技術なため、現時点ではこの資格も認知度が低いのですが、今後注目されていく気がします。
IoTの技術力が細かいところまで身につくことは間違いないです。通信の規格とかまでがっちり勉強することって試験でもない限りないですよね。
これから第3回を受験される方、参考にしていただければと思います。