pepperの可能性を考える
SoftBank Robot World 2017の二日目の感想を残しておこうと思います。
二日目は展示会場にいる時間が長めになりました。お仕事簡単生成ツールがバージョンアップするということで、SoftBank の方に影響を確認したところ、1.0で作ったシナリオが消えてしまう可能性があることからバックアップは取った方がよいとのアドバイスを頂きました。
それから1.0で作ったものは、2.0に単純にインポートで移行できないようなので、セリフをコピペして貼っていくような作業をしていかなければならないとのこと。
私がお仕事かんたん生成ツールで作っていた分に関しては、まあなくなってもいいのですが、ほかの人のやつはどうしたものか、、もはやもういらなそうなものが多そうですが、一応伝えておくか。
そのほか、セッションの方もpepperアプリコンテストを一通り見て、すごく参考になりました。
審査員が何名かいて、各チームプレゼンをした後に、最後に審査員による審査結果で賞が発表されていくという形式で、シリコンバレーを思い出しましたw
他のデバイスと連携して何かをするというものが評価が高くなりそうな感じがしました。
汎用的ではなく、ある特定の分野でのアイデアとなると、その分野に特化したデバイスから取得したデータを使ってpepperが何かをするという形になるんでしょうね。
汎用的に使えるようなものだったら、そもそもpepperに内蔵すべきですよね。
pepper単体では出来ることが限られてるので、外部連携させて作り上げていく必要があり、そのアイデア次第で色んなものができます。
このイベントに参加してみて、どこの会社も中身の技術の差はほとんどないけど、アイデアや見た目が重要なんだなと思いました。
だいたいAzureのFace APIで顔認証したり、Google translateで翻訳したりが多いですね。
たぶんまだpepperアプリですごい儲かってる企業ってないんじゃないかな。
たまたま聞いた企業もまだ黒字にはなってないらしく先行投資でこれからといったところらしい。
たしかにロボティクスやAIに先行投資しておくことは無駄にはならなそうな気がします。
pepperに限らず、色んなロボットが増えていくのは時間の問題だと思います。人がやるより、ロボットがやったほうが効果がある業務はまだまだたくさんありそうです。
人間による温かみが欲しい!って思うシーンもあるかもしれませんが、単純な作業とかだったり、あまり深い関係に店員となりたくないと思うことも多いと思います。
人に話しかけるのは嫌だけどロボットなら聞きやすいとか絶対自分はありそうw
そういうところからロボットが少しずつ置き換わっていって、そのうち感情表現など人間により近づけるような技術が進歩すると、深い関係が求められる接客シーンにもロボットが対応し、単純な接客でなく、臨機応変にできるようになるといった流れになるでしょう。
参考になることが多かったので、早くまたpepperの作業をしたくなりました。
SoftBank Robot World 2017に参加してきました
pepperを最近触っているということもあり、外の会社がどういう感じで進めてるのかを調査しにSoftBank robot world 2017に行ってきました。
pepperだけでなくSoftBankが進めるロボット事業についても話があり、最近動画が話題の高い台からバック宙して見事に着地するロボットの話も出てきて、会場が湧きました。Boston Dynamics社とSoftBankが提携するようです。
いくつか事例のセッションを聞いて感じたことは、人間の代わりとなってロボットがやったほうが利益がある業務があり、やってみないとわからないということ。
導入したものの投資対効果を出せない
とよく言われるそうですが、たしかにそうだなと感じます。
何か現行の人間がやっている業務をロボットに置き換えることで期待できることを考えた上で、導入前の実績値を取っておいて、導入後の値との比較をしっかりやらないといけません。
導入したからといって、必ず効果が出るわけではなく、効果が出るような作り込みが絶対必要です。
他の企業がやったから、うちでもうまく行くというものでもなさそうな気がします。
pepperがロボットだから人よりも○○しやすい。
というのは、あるかもしれませんが、○○しやすくても、操作性が悪ければ、途中でやめてしまいますし、その機能まで導くのも重要だと思います。
pepperのUIUXデザインパターンのようなものがあれば、ある程度全体的に統一されるとは思います。
うまくできてる企業は、なんとなくパターンみたいなのがわかってる気がします。
そうそう、昨日のブログで歌を歌わせるためにpepperが発する言葉の音程の調整が難しかったという話をしましたが、
それをちょっと解決してくれる機能が11/30にリリースされるお仕事かんたん生成2.0で追加されるとのことです。
GUI上で、音の高さを視覚的に調整してすぐに再生できるようです。
これがコレグラフで使える形で出力できればいいのですが、よくわかりません。
その他、お仕事かんたん生成のシュミレーターが機能アップして3Dとして、pepperの動きを確認できるようになるのもいいですね。
Javaで完全に作り変えたらしく、速度もデモを見る限りかなり速くなっている印象を受けました。シナリオもシーンごとにテンプレートがあるようなので、簡単なものならすぐに作り上げることができそうです。
シナリオの作成もこれまでの画面切り替えて1ページずつ作るようなものでなく、フローをペタペタ機能のノードを貼り付けて作っていく形式に変わるのもわかりやすくて良いです。
11/30になったらさっそく使ってみたいと思います。
明日はpepperアプリをもう少し展示会のほうで見てきたいと思います。
pepperに歌わせるのに苦戦
今日はpepperに歌を歌わせるために、時間を結構使ってしまった。。
結局、うまく歌わせることができずに、ヘッタクソな歌で我慢してもらうことにしました。
pepperはsay という喋らせるためのpythonボックスの中で、音の高さや、スピード、大きさといったパラメータを数値で指定してあげることで、上手いこと音程を作りだして、歌ってるようにみせるのですが、、これが難しい。
まともに普通に喋らせるのも、変な漢字を使ったり、カタカナに途中で変えたりすることで、人間のイントネーションにしなければなりません。
SoftBankさんがpepperセリフ集というものを作ってくれているので、こちらを使っている人が多いと思いますが、これを自分でやるとなると相当大変ですよね。
一回一回実行して、pepperの声を聞いて、微調整していくという思い出しただけで憂鬱になる作業です。
こんな感じなのに歌を歌わせるとか、恐ろしいですよね。
というか私がそもそも音楽が苦手で、聞いたメロディの音の高さを判別することができないのが、無謀な挑戦だと思いました。
絶対音感のようなものを持っている人なら、なんとなく数値で表せるんでしょうね。
pepperは動かしながら、プログラミングできて楽しいのですが、結構地味な作業も多いのが悩ましいです。この辺が解消されるといいんですけど。
明日から SoftBankのpepperのイベントに二日間行ってきます。楽しみです。
ジェフ千葉の奇跡のプレーオフ進出! DAZN使用感レビュー
ジェフ千葉おめでとう
こんな嬉しいことはないです!
今日の日のためにDAZNを契約してよかったです 笑
J2最終節でジェフ千葉は最終節開催前の時点で8位、プレーオフに進出するには6位以内に入る必要があり、直近の上位にいる徳島、東京V、松本の3チームのうち2チームを超えなければならない状況でした。
他力本願なところがあり、
- 徳島 VS 東京V で どちらかが勝つこと、引き分けではだめ
- 松本 VS 京都 で 松本が負けること
- 千葉 VS 横浜FC で 千葉が勝つこと
というかなり厳しい条件があった中で、
すべての条件が、後半アディッショナルタイムで実現することに。
途中まで東京と徳島は引き分けてましたし、千葉は横浜に先制点を与えてしまっているくらいでしたから、最後の近藤直也の得点は泣けましたね。
昨シーズンの最後は結局6位プレーオフにも入れない結果となり、サポーターと一番もめていました。そして、今シーズンはキャプテンマークをつけて、チームを引っ張ってきて本人も言葉にならない気持ちだったと思います。
奇跡としかいいようがないです!
千葉は初の7連勝も今日の試合で達成しました。
この調子で、プレーオフも勝ち抜いてJ1まで今年こそ!
DAZN使用感レビュー
はい、ではDAZNをテレビで見た感想になります。
Fire Stick の2015年モデルでDAZNアプリをインストールしてみました。
もともと、DAZNはテレビで見る場合の不評をよく聞いていましたが、実際みてみると、、、噂で聞く通りで、そんなによくもないです。
これまでスカパーのJ1J2パックも契約していたので、それと比べると画質はるかに劣ります。(それと比べちゃだめですけど)
リアルタイムで観ていると、試合中映像が止まることがしばしば。
ちなみに我が家はSoftBank光を通しているので、回線速度は問題ないです。
下りが108.15Mbps 上りが229.73Mbpsです。
ただ、しばらくみているとあまり気にならなくなります。画像もさほど綺麗ではないのですが、そこまでサッカーの試合に綺麗さを求めることもないと思うので、いいんじゃないでしょうか。月額が少し高いのがネックですけど。月額1750円、、今後にもっとよいサービスになってくれることを期待しています。
試合後のインタビューや、最終節だったので、試合後のセレモにーもしっかりと見れてので画質はさておき、サービスとしてはよいのではないでしょうか。
スマホで見るだけでしたら、画質は全く気になりません。見逃し配信もよくできてますしね。アプリの使い心地もよいです。Fire Stickのアプリのほうも操作性は良いです。
以上、DAZNいいぞ っていうお話でした。
pepper、ロボホンなどのアプリ実装で思うこと
ロボットといっても単体では、情報を伝えにくかったりします。
そのためにタブレットと合わせて何か表示をさせたりします。
人間も何か伝えようとするのも、資料を作ったりする。プレゼンもスライドがあるからこそ、伝えたいことがうまく伝わります。
人間はさらに、アドリブで具体例を出したり、その話にあうようなジェスチャーで表現できるというのもロボットよりも優位な点だと思います。
ロボットの場合は、そのシーンごとで区切りをうまく実装してあげることが、人間へものを伝える際のポイントになるんだろうと思います。
人は聴いている人との間合いをうまくとることができますが、現時点でのロボットはそういうことができません。
※画像解析がどんどん発達してきているので、それも時間の問題かもしれません。
そこで、自分の話がここで切り替わるというのを効果音を入れるなどの工夫をすることで伝わりやすくします。ピロリーン♪といった音を出すことで、ボタンを押したタイミングでタブレットの画面の切り替わりをわかりやすくするということです。
これがかなり重要!しかもタイミングもすごく重要です。ロボットのUIUXはここが肝です。
この音があるとないとで、感じ方が全く違います。
ロボットではなくWEBの画面だと、
この画面のUIはすごく使いやすい、
この操作の仕方は直感的でわかりやすい、
というものが
ロボットだと、
間合いがすごく自然で伝わりやすい、
という感じに置き換わるんだと思います。
人間により近いというのが究極なんでしょうけどね。まだまだそこまでには至らないので、ちょっとした工夫をいれてあげることが、わかりやすいロボットといえるんだろうなぁ
と最近感じたことを綴りました。
pepperアプリ開発を進めています
ここ二、三日pepperに付き添ってます。
coregraphの使い方もだんだん慣れてきて、原因不明の接続不良にも、イライラしなくなってきました 笑
pepperはcoregraphという開発環境で作ったコードをパッケージにして送り込むことで、動作させるのですが、デバッグはPCにつないだ状態のまま、実行ボタンですぐに確認できます。
ただ、これは私だけなのかもしれませんが、
なぜかたまに実行ボタンを押しても接続ができなくなり、coregraphでpepperと接続をし直しても、デバッグができないことがあります。
こういう時は、pepper本体を一度ボタン長押しで再起動、coregraphも再起動して接続し直すと治る!
というのがわかってきました。よくわかりません!これからのバージョンアップで治ることを期待してます。
この再起動で時間を食うわけなので、その間に別の作業をするなど工夫をします(^^;;
少しずつ機能を増やせていけているので、面白いことができるように使い方をマスターしていきたいと思います。
実は実践的なpepperの書籍が今年出ていてそれを購入して今読んでいます。
Pepper最新事例に学ぶロボアプリ開発 ~「ウェイティングボード」アプリに学ぶHTTP・WebSocketを使った外部デバイス連携編~
- 作者: メイテツコム下谷幸信,伊藤圭一,ソフトバンクロボティクス松田篤之,ボイスリサーチ西村一彦
- 出版社/メーカー: ナレッジオンデマンド
- 発売日: 2017/04/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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Pepper最新事例に学ぶロボアプリ開発 ~プレゼンアプリ「ペップレ」に学ぶスマートフォン・サーバー連携編~
- 作者: エクスウェア代田淳平,鵜口大志,ソフトバンクロボティクス松田篤之,ボイスリサーチ西村一彦
- 出版社/メーカー: ナレッジオンデマンド
- 発売日: 2017/04/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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Pepper最新事例に学ぶロボアプリ開発 ~介護分野での活用に学ぶ効果的な対人コミュニケーション実践編~
- 作者: グッドツリー宋チュウ,樋渡雄太,ソフトバンクロボティクス松田篤之,ボイスリサーチ西村一彦
- 出版社/メーカー: ナレッジオンデマンド
- 発売日: 2017/04/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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三冊まとめ買い。
これから書籍を参考に、何か面白いものを作っていければと思います。
今日からQiitaの記事を書くことにしました
前々からQiitaとかに記事を書いていかなければと思ってはいたんですけど、なかなか書けていなくて。
どういう感じで書けばいいのかなとという葛藤もあり。
エンジニア向けの人生の指南書の「SOFTSKILLS」にも書いてあるとおり、アウトプットしていくことが大事だとわかってはいるものの、時間がないーとか、書くネタがないとかで、踏み込めませんでした。
SOFTSKILLSについては、nesheep5さんの記事のまとめがよいですので、参考にしてください。
完全に見る一方で、自分発信はしなかったところ、今日とりあえず何か短いのでもいいから、はじめてみて、あとでブラッシュアップしていけばいいやと開き直って書いた感じです。
シンプルが一番!
てか意外とみんか記事すごい短いんだなぁと、改めてほかの記事を見るとそう感じます。
ソースコード載せるとそれなりに長くなりますけど、内容としてはそんな大した量ではなかったりします。
今回は手元にあったコードで、自分でもあとで見返す時に役立つかなという内容で書きました。しっかり書く人はすごいですよねぇ。本当に尊敬してしまいます。
というわけで、勢いでQiitaデビューしましたが、これからもちょこちょこ記事を書ければと思います。
技術的に自分でもあとで見返しそうなもの、コード系はQiitaに、エモい系ははてブのほうで書いたほうが良さそうですね。