トランスコスモス AIセミナーに参加してきました
トランスコスモス社さんが開催するAIに関するセミナーに参加してきました。
AI・機械学習 の最前線を「体感」する金融・通信・通販などの会員ビジネスにおける新規獲得・解約防止のためのビッグデータ活用術(東京)
トランスコスモスさんといえば、最近俳優の山田孝之を役員に迎えて会社を立てたというので話題になりましたね。
その他にもサッカーJ2でみごと今シーズンリーグ準優勝で自動昇格を決めたV・ファーレン長崎のホームスタジアムのトランスコスモススタジアムでも有名です。
コールセンター業が主体となっているトランスコスモスさんですが、実は最近、AIにも力を入れ始めたようで、何となく気になっていました。
たまたま今回ご縁があり、セミナーをご紹介頂けたので参加してきました。
さて、今回の内容ですが、当社が代理店で扱っているDataRobotの製品紹介とそれを有効に使うためのDMP(データ管理プラットフォームの略)のDECodeの説明でした。
本セミナーは写真撮影が禁止されていたので、スライドの写メが撮れないのが残念ですが、後日スライドが公開されるとのことです。
DataRobotは、クラウド版とオンプレ版があるデータ解析ツールで、同様なものはいくつか既に見てきました。クロスコンパス社が出しているM-IXがすごく近いと感じました。
現時点ではM-IXよりだいぶ完成されているという印象です。日本の会社も頑張ってほしいです。
以前人工知能EXPOがビッグサイトで開催された時に少しだけ、新日鉄住金ソリューションズのブースでDataRobotは見たのですが、その時よりわかりやすくなっていました。
データをアップロードして、自動的にカテゴリ項目か、数値系項目か判別されて、いくつかのアルゴリズムで学習を並列でやってくれます。
データはローカルのファイルだけでなく、直接ODBCで接続することももちろん可能です。
並列でやった結果のうち精度の高いものを選ぶのですが、アンサンブル学習のようなこともそこからできるとのこと。素晴らしい。
出来上がったモデルは、ボタンのクリックだけでWEBAPIとしての公開も簡単にできてしまい、pythonでの呼び出しのコードもアクセスキーが書かれた状態で用意されているので、それをそのまますぐに使うだけでいけそうです。
またデータの可視化も、ほかのBIツールとの連携も可能とのことで、色々なクラウドサービスとも連携を今後増やしていくことを予定しているそうです。
とても便利なDataRobotですが、お値段が結構するんですよね。まだ詳細な案内は受けてませんが。ちゃんと使いこなせれば、それだけの価値はあるものだと感じますので、もう少し検討してみたいと思います。