tottu22 エンジニアブログ

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pepperの可能性を考える

SoftBank Robot World 2017の二日目の感想を残しておこうと思います。

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二日目は展示会場にいる時間が長めになりました。お仕事簡単生成ツールがバージョンアップするということで、SoftBank の方に影響を確認したところ、1.0で作ったシナリオが消えてしまう可能性があることからバックアップは取った方がよいとのアドバイスを頂きました。

それから1.0で作ったものは、2.0に単純にインポートで移行できないようなので、セリフをコピペして貼っていくような作業をしていかなければならないとのこと。

私がお仕事かんたん生成ツールで作っていた分に関しては、まあなくなってもいいのですが、ほかの人のやつはどうしたものか、、もはやもういらなそうなものが多そうですが、一応伝えておくか。

 

そのほか、セッションの方もpepperアプリコンテストを一通り見て、すごく参考になりました。

審査員が何名かいて、各チームプレゼンをした後に、最後に審査員による審査結果で賞が発表されていくという形式で、シリコンバレーを思い出しましたw

 

 

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他のデバイスと連携して何かをするというものが評価が高くなりそうな感じがしました。

汎用的ではなく、ある特定の分野でのアイデアとなると、その分野に特化したデバイスから取得したデータを使ってpepperが何かをするという形になるんでしょうね。

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汎用的に使えるようなものだったら、そもそもpepperに内蔵すべきですよね。

 

pepper単体では出来ることが限られてるので、外部連携させて作り上げていく必要があり、そのアイデア次第で色んなものができます。

 

このイベントに参加してみて、どこの会社も中身の技術の差はほとんどないけど、アイデアや見た目が重要なんだなと思いました。

だいたいAzureのFace APIで顔認証したり、Google translateで翻訳したりが多いですね。

 

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たぶんまだpepperアプリですごい儲かってる企業ってないんじゃないかな。

たまたま聞いた企業もまだ黒字にはなってないらしく先行投資でこれからといったところらしい。

たしかにロボティクスやAIに先行投資しておくことは無駄にはならなそうな気がします。

 

pepperに限らず、色んなロボットが増えていくのは時間の問題だと思います。人がやるより、ロボットがやったほうが効果がある業務はまだまだたくさんありそうです。

人間による温かみが欲しい!って思うシーンもあるかもしれませんが、単純な作業とかだったり、あまり深い関係に店員となりたくないと思うことも多いと思います。

人に話しかけるのは嫌だけどロボットなら聞きやすいとか絶対自分はありそうw

 

 

そういうところからロボットが少しずつ置き換わっていって、そのうち感情表現など人間により近づけるような技術が進歩すると、深い関係が求められる接客シーンにもロボットが対応し、単純な接客でなく、臨機応変にできるようになるといった流れになるでしょう。

 

参考になることが多かったので、早くまたpepperの作業をしたくなりました。

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