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AIコンテストに参加してきました

とある企業のAIコンテストに参加してきました。といっても今回は出場ではなく見学としてです。見学して感じたことがたくさんあったので、残します。

 

外部に公開はしてはいけないということなので、詳細は語れないのですが、会社全体としてこういった取り組みをしているのは素晴らしいことですね。

参加はだいたい100チームくらいとなっており、予選を行ったのち、優秀なチームは決勝に進めるというもので、どのチームも完成度が高く、すぐに商用化できそうなものもありました。

LINE@やslackでbot実装というのがやはり多いのですが、そこに一工夫いれることで面白いものになりそうです。

外部連携をさせて情報をどこかから取ってきて、付加価値を与えるといった感じです。

現段階のbotでは、シナリオどおりに対話をするといったところまでしかできないので、ユーザーが欲しいような情報をどこかから取ってくるとだいぶ使い勝手もよくなります。

単純な暇潰しAIではだめで、ユーザーにとって何かしらの利益がないとすぐに見放されてしまいますよね。

 

中にはChainerやTensorflowで独自実装してきましたというチームもいたので驚きです。

また、デザイン思考を積極的に取り入れることの重要性も感じました。UI/UXがしっかりしているチームの評価がおそらく高くなるでしょう。コンテストだと、中の実装よりも見栄えが評価の対象として比重が高くなることが多い気がします。

 

コンテストの形式は期間内に、ものを作りあげて大会当日にデモをするという内容になり、短い期間でいかに実用的なものを作るかとなると、既存の様々なAPIをインテグレーションする必要があります。

 

現時点でもかなり多くの便利なAPIが提供されているので、アイデア次第ですごいものができるものだとあらためて感じました。

自分で一から作るのは、時間の無駄ですよね。やりたいものを見つけたら、まずはそれを実現するために徹底的に既存の技術で最適なものを見つけることが重要です。

そもそもそのアイデア自体がもうすでに世の中にでているものだったら、意味ないので常に新しい技術、サービスについては意識していないとだめです。

 

それから面白いものを作って収益をあげていくのかをよく考えなければならず、ビジネスって難しいなと思いました。

チームの中でも実装が得意な人もいれば、マネタイズについて考えるのが得意な人、プレゼンが得意な人、、、とバランスも大事です。

 

こういう企画をやることで会社全体が成長していける気がします。

今日は多くの発見がありました。自分も頑張らねばと、気持ちが奮い立ちました。自分と同じように思った人もいることでしょう。AIコンテスト参加してよかったです。